社会福祉法人となみ中央福祉会(砺波市、五島正樹理事長)が引受法人となり民営化される「(仮称)あぶらでん保育所」は、来週に指名通知が予定される。
今月中旬に現場説明会を開き、月末までの開札、契約を目標とする。開札日は29日と見られる。
建設規模はRC・S造平屋建て、床面積約1400平方メートル。現在の油田保育所がある宮丸地内から三郎丸地内に移転される。敷地造成を市が行っている。
定員は200人。延長保育や一時預かり保育など多様な保育ニーズに対応するほか、砺波東部小学校区に子育て支援センターがないことから併設する。民営化による開設は17年4月から。
砺波市の12月補正予算には建設補助金2億3509万8000円が計上されている。
設計は創建築事務所(高岡市野村)が担当。
となみ中央福祉会は、太郎丸2丁目で、ちゅーりっぷ保育園を運営する。開設は08年3月で、当時の設計は創建築事務所、施工は砺波工業・市堰建工JVだった。