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　新潟県交通政策局港湾整備課は、新潟港万代島旅客（佐渡汽船ターミナル）上屋耐震改修工事について、１６年度から３カ年で整備する予定だ。
　当初予算案に事業費を計上するとともに、債務負担行為の限度額１０億５３００万円を設定した。期間は１７年度から１８年度まで。
　１９８１年に建設され、老朽化が顕著な上に耐震性が指摘されるなど利用者の利便性向上を目的に、抜本的な改善が望まれている。対象面積はＲＣ造８階建て延べ２万４２６８平方メートルと、１２年度に発注した両津港ターミナル耐震改修工事（ＲＣ造４階建て延べ８１７５・０４平方メートル）の約３倍の面積に上ることから大規模な工事となる。施工場所は新潟市中央区万代島９｜１。
　耐震改修設計は、新潟県建築設計協同組合（担当・福地建築設計事務所）が担当。