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　福井県議会産業常任委員会・予算決算特別委員会産業分科会が２月２９日開かれ、理事者は１６年度、第２恐竜博物館の整備にあたり、財政状況や運営コストも考慮し、ＰＦＩなど民間の参入が得られるスキームを探りながら、基本構想・計画を策定する方針を示した。
　新年度予算案には９２３万１０００円を新規計上している。
　理事者は「世界一の恐竜博物館とするため、展示や研究内容をさらに充実・強化するとともに、誰もが楽しみながら学び、何度も来てもらえるよう、新たな魅力を拡大する」とし、第２恐竜博物館については、「本物の魅力向上に加え、アミューズメント機能の強化、サービス向上などの観点から民間活力の導入も含めて検討を進めている」と説明した。
　また、市町の産業団地整備に対する支援では、大野市の新規事業に言及。「大野市が富田地区に新たな産業団地の整備を計画していることから、県としても産業用地の確保に向け、整備を支援していく」と述べた。
　このほか、サンドーム福井管理会議棟の再整備による、ものづくりキャンパスの設置に関しては、６月頃に改修工事に着手するとした。