日本トランスシティ(本社四日市市)と伊勢湾倉庫(同)の共同出資会社「霞北埠頭流通センター」(四日市市霞2ノ1ノ1)は、四日市市霞地内に4万平方b規模の物流センター(営業用倉庫)を新築するため、4月上旬に着工することを正式に発表した。施工は鹿島、大林組、中日本建設で組成する3者JVが担当する見通し。
建設地は四日市市霞2ノ26ノ1で、北埠頭のW80コンテナターミナルに隣接する敷地約5万4800平方b。規模は鉄骨造2階建て延べ3万9700平方b。基礎工法は既製コンクリート杭。建屋の高さは約19b。
倉庫設備として、垂直搬送機や人荷用エレベーター、ドックレベラーなどを設置するほか、自家発電設備、太陽光発電(メガソーラ―)、LED照明、避難場所などを整備する。また、倉庫に隣接して事務所棟(鉄骨造2階建て延べ2640平方b)を建設する。
投資額は約70億円を想定。全体の完成は2017年5月を予定している。
設計は日建設計一級建築士事務所(大阪市中央区)が担当した。
同事業は、14年に国土交通省の「港湾機能高度化施設整備事業(物流拠点再編・高度化支援施設)」の採択を受けている。
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建通新聞社