工作機械メーカー大手のヤマザキマザック(愛知県大口町竹田1ノ131)は、いなべ市に新工場「いなべ製作所(仮称)」を建設する計画を明らかにした。2016年度中の着工に向けて調整を進めている。18年初めから段階的に稼働していく考えで、19年度中の全面稼働を予定。施工者は現在のところ「決まっていない」としている。
新工場には、桑名市にあるヤマザキマザック精工の生産機能を移管する予定。規模は、現工場の約2倍となる鉄骨造3階建て約延べ5万6000平方bを想定している。現工場で生産している5軸加工機や立形マシニングセンタなどの生産機能を移管。また、従来の施設よりも生産スペースの高さをとり、航空機産業などでニーズが高まる大型工作機械を生産する。
総投資額は約200億円を想定。建設地はいなべ市員弁町で、先行して取得していた。
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建通新聞社