朝日町は、朝日消防署新庁舎建設工事について16年度当初予算案で2カ年継続費7億9174万円(16年度支出3億3651万5000円)を設定した。
町役場東側の町有地約5000平方メートルにS造2階建て延べ1447・15平方メートルで建て、役場庁舎とは渡り廊下で連絡する。1階(1039・80平方メートル)に車庫や事務室、通信室、食堂、消防団室、出動準備室、車両資材庫・倉庫など、2階(407・35平方メートル)には会議室・研修室や仮眠室、トレーニング室などを配する。敷地内には訓練塔(276・00平方メートル)や防火水槽(100トン)も設ける。
設計担当はプロポーザルで特定した創建築事務所で、3月までに実施設計をまとめる。7月の着工、17年秋の完成を目指す。
現消防庁舎(東草野1608)はRC造3階建て塔屋付き延べ848平方メートルで、旧耐震基準の1977年に建てられ、老朽化が著しい上に事務室や車庫のスペースが手狭となっている。