珠洲市は28日までに、新図書館建設基本設計の指名型プロポーザルについて、選定した数者に対し技術提案書の提出を要請した。提案書を3月中旬まで受け付けた後、プレゼンテーションを実施した上で、同月末までに最優秀者を特定するスケジュールとしている。
新図書館は、1974(昭和49)年に建てられた飯田町の中央図書館(RC造2階建て延べ約1214平方メートル)の老朽化や狭あい化を改善し、利便性の向上を図るため、野々江町の市総合病院周辺市有地に移転整備する。児童館や子育て支援センターを併設するかどうかは、基本設計の中で詰めていく。秋ごろをめどに内容を取りまとめ、実施設計に移行する。
新年度当初予算案には、実施設計、地質調査などの関連委託料4388万1000円を計上している。
17年度の着工、18年度の開館を目指す。
基本計画策定に伴う支援業務は計画情報研究所が担当。