豊中市は、南部地域の公共サービス拠点となる(仮称)南部コラボセンター建設で、建設候補地に第六中学校敷地(豊中市庄内幸町)とする案を明らかにした。
2016年度は施設で必要とする規模と機能の調整、17年度は測量や境界確定、地質調査に取り組む。基本設計は18年度に着手する方針だ。
計画では、老朽化した庄内出張所や公民館、図書館などを再編・複合化したコラボセンターを整備する。
「生活・学習等支援拠点」「人的交流拠点」「地域ブランド創造拠点」「市民活動コーディネート」「市民サービス拠点」の5機能を配置。公的サービスのワンストップ化実現を目指す。
基本構想では、同センターを地域のきめ細かなネットワークと、地域外や多様な事業者ともつながる大きなネットワークを形成する拠点施設として位置付けている。複合化する施設は、保健センター、福祉事務所、労働会館、就労支援センター、キャリアセンター、高齢者福祉施設、児童館、学力向上地域学校連携拠点、子育て支援拠点、多文化共生拠点、図書館、公民館、市出張所を想定。また、商業・産業支援拠点や、市民活動・NPO活動支援拠点、総合窓口、多目的スペース・会議室、休憩・交流スペースなども配置する計画。防災拠点としての機能も備える。
基本構想策定調査検討等支援業務は、街角企画(大阪市北区)が担当。
提供:
建通新聞社