知立市は、2016年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比2・8%増となる241億円を計上した。竜北中学校南棟の大規模改造などを行う「中学校保全事業」や空調環境を改善する「庁舎空調改修事業」などを盛り込み、普通建設事業費は同比6%増の45億0531万円を計上した。
会計別では、特別会計が公共下水道事業など5会計で121億2670万円(前年度当初比2・2%増)、企業会計が水道事業で18億9300万円(同10・4%増)となり、これらを合わせた予算総額は381億1970万円(同3%増)となった。
建設主要事業では、電気式の空冷ヒートポンプパッケージの増設を予定している庁舎空調改修事業に1億1460万円、新設を進める知立環状線整備事業に2億5834万円、花園八橋線整備事業に1億7046万円を計上。
中心市街地活性化に向けた新たな都市機能整備を進める知立駅周辺土地区画整備事業には14億3939万円、知立駅北地区市街地再開発事業に2億7565万円、鉄道を高架する知立連続立体交差事業に9億6502万円、知立連続立体交差関連事業に1億9025万円、竜北中学校南棟大規模改造する中学校保全事業に4億3364万円を盛り込んだ。
また、特別・企業会計では公共下水道事業の下水道築造工事に5億4004万円、水道事業の管路耐震化工事に4億6308万円を計上した。
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建通新聞社