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日本工業経済新聞社(山梨)
2016/02/29

【山梨】19・7億円延べ6000uで 中央市の庁舎整備基本計画

 中央市は、第5回庁舎整備市民検討委員会を開き、これまで検討を重ねてきた本庁舎の配置や規模、支所の活用などを確認。基本計画を取りまとめた。同計画は市議会に報告され、新年度着手の設計の下地となる。
 この日、事務局側が示した基本計画には、本庁舎全体整備費19億7000万円、延べ面積の目安6000u、着工から全体供用開始まで18カ月、玉穂は子育て支援の拠点とし豊富は公民館機能の代替えとする支所以外の活用法などのこれまでの内容に加え、今後の課題が示されている。
 課題とされる事項は、市民の利便機能(総合案内、キッズ・飲食スペース、売店など)や防災拠点機能(防災対策室、貯水槽、発電装置など)などのスペースの追加、太陽光発電をはじめとする特別な設備費用などで、これらは基本設計を進める段階で検討するとしている。
 また、本庁舎棟別構成および2支所の平面計画には2案が併記されており、それぞれA案を優先的に進めていく考えだ。