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　上野原市（江口英雄市長）は、２０１６年度の当初予算案を公表した。
　普通建設事業費は38億５２７６万４０００円で、前年度比64・２％の増加（15億５９９万４０００円）。防災行政無線デジタル化整備事業に11億８８１万５０００円、上野原駅周辺整備昇降施設棟ほか整備事業（委託、工事）に６億９６１３万５０００円、(仮称)総合福祉センター事業（委託、工事）に８億７１２８万３０００円−など大型事業が盛り込まれた。
　　一般会計総額は、１３４億３６７６万円で、市発足以来、最大規模の予算編成となった。
　　建設関連事業では、▽秋山支所耐震補強事業に１６９１万２０００円▽（仮称）上野原保育所施設太陽光発電設置工事に５２３９万３０００円▽秋山地区公衆トイレ新築工事に１１００万円▽市道維持（交通安全施設設置ほか）４５５０万円▽社会資本整備総合交付金（道路維持）事業（コモアループ線、奥平道上鈴ヶ沢線歩道整備）に２０００万円。
　また、▽市道単独道路事業（和見線、田和腰掛線、小伏線、藤尾線、中野栗田谷坂崎線に１億３５０万円▽中央自動車道ＳＩＣ関連事業（道路改良工、負担金、補償など）に２億６７１７万２０００円▽社会資本整備総合交付金（道路改良）事業（桑久保和見線道路改良）に５１０３万３０００円▽橋梁長寿命化修繕事業（工事、設計）に６５６０万円▽諏訪団地ほか戸建て住宅解体工事に９２０万円などの予算を計上している。