トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(山梨)
2016/02/26

【中央市】16年度予算案

 中央市は、2016年度予算案を発表した。普通建設事業費は13億6410万1000円で、リニア駅へのアクセス道路の田富玉穂大津線整備費などを増額したため15年度と比べて11・5%増加した。新規事業では、市庁舎整備で新館の基本設計費3009万5000円を計上した。
 16年度予算案の一般会計は118億9143万2000円で前年度比4%増。特に土木費と農林水産業費が約20%増加した。普通建設事業費も59%増の9億7772万90000円となった。
 土木費では、リニア新駅へのアクセス道路となる田富玉穂大津線道路整備事業で用地買収、移設補償に2億2145万6000円、橋梁長寿命化修繕事業で七覚橋、戊申橋の修繕に1億1299万円。農林水産業費では、土地改良施設など基盤整備事業に15年度から倍増の1億9191万4000円を計上した。
 庁舎整備では、田富庁舎に増築する新館の建設の基本設計に3000万円、庁舎移転に伴う情報基盤整備計画策定に2440万8000円。
 そのほか、自治会が管理する防犯灯をLED照明へ切り替える補助金(1基2万円、500基)に1000万円、空き家実態調査委託(約2100軒)に1370万6000円を計上した。
 教育施設では、玉穂生涯学習館空調設備改修工事に3069万4000円、小中学校校内無線LAN環境整備に873万3000円、三村小学校プール濾過装置改修工事に642万6000円などを予算化した。
 また、リニア活用基本構想については、15年度中の策定を予定していが、県や他自治体の動向を踏まえて16年度にまとめることにした。
 下水道事業特別会計では公共下水道費に4億1468万3000円、上水道事業会計では建設改良費に2億2296万1000円。建設改良費は布施水源の整備が15年度に完了したため大幅に減少した。