熊野市は、2016年度当初予算案を発表した。一般会計予算は128億3005万円で、前年度と比較すると0・9%増となった。普通建設事業費は前年度比4億0311万円減、13・7%減の25億3391万円となり、新規事業では水産物加工施設整備事業など、継続事業では防災公園整備事業などを予算化した。特別会計、水道事業会計を合わせた予算総額は対前年度比0・5%増の173億0209万円となった。
防災公園整備事業では工事費に5億4462万円を計上し、16年度は野球場、防災倉庫、屋根付き練習場の整備などを行う。水産物加工施設整備事業は熊野で水揚げされた水産物の価値向上のため水産物加工施設を遊木漁港内に建設するもので、事業費として5115万円を予算化し、工事費に4631万円、基本・実施設計費に350万円を充てた。
主な建設関連予算は次の通り。
▽県単土地基盤整備事業工事、市単土地改良工事、農免西山線舗装工事=2518万▽林道高代山・大井川線開設工事、皿山線開設工事=5500万▽橋梁長寿命化修繕計画策定(林道)=500万▽橋梁点検健全度評価(林道)=1480万▽水産物加工施設建設工事=4631万▽同工事基本・実施設計=350万▽漁港漁村環境整備工事、漁港施設機能強化工事、漁港施設機能保全工事、県単漁港改良工事=1億5288万▽漁港施設機能保全計画策定=1700万▽道路維持工事=6000万▽交通安全施設設置工事、長尾山線道路改良工事、道路新設改良工事=3156万▽橋梁長寿命化改良工事=7000万▽橋梁長寿命化修繕計画事業設計=1900万▽防災・安全交付金事業社会資本整備工事=6000万▽側溝・舗装修繕事業社会資本整備工事=2億1801万▽橋梁定期点検=1300万▽防災公園整備工事=5億4462万▽新鹿小中学校避難所再生可能エネルギー等導入事業工事=4361万▽水道事業会計水道拡張費工事=1億5700万
提供:
建通新聞社