静岡県は、清水西海岸高潮対策工事<L型突堤工>の工事請負案件を県議会2月定例会に上程した。総合評価落札方式<高度技術提案型・設計・施工一括発注>の制限付き一般競争入札で行い、16億5000万円で五洋・鈴与特定建設工事共同企業体が落札した。
県は、三保松原の海岸保全と景観改善のためL型突堤1基を設置する。三保松原白砂青松保全技術会議の最終方針では、L型突堤の配置について、1号、2号消波堤の下手側にそれぞれ突堤(計2基)を設置することとし、侵食傾向が著しい箇所で、景観改善効果が早期に発揮されると想定する1号突堤(南側)から着手する。
2018年度の完成を目指して、詳細設計に入り、16年度後半に工事着手する予定。
提供:建通新聞社
(2016/2/26)
建通新聞社 静岡支社