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　豊橋市は、名豊道路七根インターチェンジ（ＩＣ）周辺に新設する「道の駅」や駅前大通二丁目地区の市街地再開発事業「まちなか広場」（仮称）などを盛り込んだ２０１６年度当初予算案を公表した。一般会計は前年度当初比２％増の１２４１億４０００万円で、このうち普通建設事業費は同比19・７％増の１７６億３３１５万円を計上した。
　特別会計は同比４・１％増の８７２億６２００万円、企業会計は同比12・９％増の６２６億０６００万円で、これらを合わせた予算総額は同比５％増の２７４０億０８００万円となった。
　建設関係の主要事業では、名豊道路七根ＩＣ周辺に道の駅を新設するため、実施設計や周辺道路整備に２億８８００万円、高根小学校の増改築で屋内運動場、校区公民館、放課後児童クラブを一体的に整備するため２億６０５８万円を計上した。駅前大通二丁目地区市街地再開発事業では、まちなか広場（仮称）の実施設計などに５１４１万円、まちなか図書館（仮称）の実施設計などに５７８１万円を盛り込んだ。
　また、杉山町天津地区に津波防災センターを建設するため１億７９９９万円、こじか保育園の全面改築事業に６億３０７７万円、９カ所の児童クラブを新たに開設するなど放課後児童対策事業に６億０８１６万円を盛り込んだ。
　このほかでは、橋梁整備事業に５億９３００万円、交通安全施設整備事業に４億１９７３万円、交通安全施設維持改良事業に５億２６６５万円、河川水路などの改良事業に２億２５４０万円、西口住宅建て替え事業（第１期）に２億０２９７万円を計上。文教施設では、大村小学校校舎改造事業に２億１５２２万円、南部中学校校舎改造事業に２億５３４０万円など。陸上競技場本部スタンド整備には４億５２００万円を盛り込んだ。
　介護保険施設等整備事業補助金では、認知症対応型共同生活介護施設などを整備するために、補助金１億５５８０万円を計上した。
　総合動植物公園事業特別会計では、「のんほいパーク」リニューアル事業に３億４８８０万円、地域下水道事業特別会計では、処理場再編事業に３億０１１０万円、水道事業会計では、耐震化を伴う配水管整備事業に10億円などを盛り込んだ。

提供：建通新聞社