西日本高速道路鰍ヘ、大分自動車道別府湾サービスエリア(SA)の、上り線(福岡方面)にスマートインターチェンジ(スマートIC)を設置する。
現在、最初の工事の盛土5万8000立方b、切土6200立方b、アスファルト舗装工4200平方b、コンクリート舗装工800平方bを公告しており、3月29日に開札する。工期は契約締結翌日から810日間で、入札方式は、最低入札金額が同社の当初設計金額を上回っても入札者と協議し、審査のうえ契約ができる「協議合意方式」をとる。
通常、SAは上り線と下り線に分けて設置するが、同SAは、下り線脇の敷地内に上下線のSAがあり、上下のSAに乗客が行き来することができる。すでに下り線(宮崎方面)には、県道218号別府山香線とつながる、スマートIC(全長12b超の車両は進入不可)が20年から試験運用し、21年4月から本格運用している。
上り線スマートICは、下り線のスマートIC出入り口先のSA施設裏を通り関係者駐車場に向かう道路から、上り線SAに接続される。今回の工事は、このSA施設裏の道路が大型車が通れる幅員に満たないため、拡幅工事などをする。
上り線スマートICの運用開始は30年9月ごろの予定で、今後も、設置に関係する工事が複数発注される見込み。
提供:
大分建設新聞社