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　福井県屋根工事業協同組合の１６年通常総会（第４６回）は２２日、芦原温泉「グランディア芳泉」で開催され、任期満了に伴う役員改選では新理事長に佐々木剛氏（佐々木瓦）を選出した。
　冒頭、横田長一理事長の挨拶に続いて、新谷孝雄福井県瓦工業協同組合理事長が来賓祝辞。引き続き議事に移り、１５年度事業報告、１６年度事業計画・収支予算案、役員改選など７議案について審議し、承認された。
　新理事長に決まった佐々木氏は組合の地位向上に尽力してきた横田理事長に感謝と敬意の意を表した上で、「今まで３０年間をこの業界で楽しく充実して過ごせた。これからは恩返ししていく番。職人一人ひとりの力には限界があるが、皆の力が合わされば大きな力になるのが組合の存在意義。欠点も多い人間ですが、何とか頑張っていきたい」と抱負を述べた。
　今年度の事業計画では、▽ガイドライン工法の推進▽全瓦連および北陸ブロック事業への参加▽組合事業運営資源となる瓦、運賃、副資材販売、融雪工事等の拡販▽組合員の拡大▽建築物件の瓦採用へのＰＲ▽第三者賠償共済、屋根工事瑕疵保険の加入促進▽瓦葺工事業者の技能資格、免許習得▽労働災害防止▽瓦屋根診断士会、青年部との連携▽瓦リサイクル製品の普及拡大▽組合員との親睦―などに精力的に取り組む方針。
　総会ではこのほか組合功労者表彰、青年部や瓦屋根診断技士会の事業報告なども行われた。