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建通新聞社(静岡)
2016/02/24

【静岡】静岡県の富士山世界遺産センター建築工事 佐藤工業・若杉組JVが落札

 静岡県は、(仮称)富士山世界遺産センターの建築工事を制限付き一般競争入札で22日に開札し、佐藤工業(静岡営業所・浜松市中区)・若杉組(掛川市)特定建設工事共同企業体(JV)が、17億9300万円で落札した。3JVが応札した。
 今後は、電気設備工事と機械設備工事を3月8日に開札し、建築工事と共に3月下旬の着工を目指す。
 (仮称)富士山世界遺産センターについては、債務負担行為の変更を静岡県議会12月定例会で承認。県は1月18日に建築工事を再公告した。建築工事の再入札への対応として、逆円錐形のデザインを維持しながら、センターが担う四つのコンセプトを展開する機能を確保、建築工事費を圧縮した。見直し後の内容は、機械室(地下室)を廃止し、西棟の屋上などに再配置し、収蔵庫や映像シアターなどの諸室の面積を縮小した。延べ床面積は約3400平方b。
 建設地は富士宮市宮町のせせらぎ広場と周辺地。
 設計は坂茂建築設計(東京都世田谷区)が担当。


提供:建通新聞社
(2016/2/24)

建通新聞社 静岡支社