大阪府内と兵庫県内の経営事項審査受審企業(府県外本社分含む)の最新データから、「土木一式総合評定値P」の上位100社をランキングした。府県外本社分は、東京証券取引所第1部上場企業のうち経営事項審査の情報を取得できた78社を抽出。トップは、建築P点に続き大成建設の2005点。続いて清水建設、鹿島、大林組、前田建設工業となった。
上位10社について、総合評点の各評価項目をみると、完成工事高は大成建設、清水建設、鹿島、大林組、前田建設工業、五洋建設、西松建設が経審上の上限値。技術的能力(技術職員および元請け完成工事高)は、大成建設の2368点がトップで、鹿島(2357点)、大林組(2341点)、清水建設(2321点)と続く。Y評点は779点〜1309点の範囲内。自己資本額およびEBITDAは、大成建設のみが経審上の上限値となっている。その他審査項目・社会性は、鹿島がトップで、全体範囲は1577点〜1862点だった。
今回ランキングは、府内と兵庫県内経審受審企業は2016年1月20日時点で取得可能なデータに基づいており、情報提供はJME。大阪府内は7716社、兵庫県内は5643社ある。
東証1部上場企業は、16年2月4日時点で取得可能なデータに基づいている。持ち株会社が上場している場合は、持ち株会社傘下の主要会社の経営事項審査受審企業を抽出した。
トップ100社のランキング表は建通新聞電子版に掲載中。
提供:建通新聞社