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日刊建設タイムズ社
2016/02/23

【千葉】東金中旧校舎を解体/東金市予算/中央公民館は耐震改修

 東金市は22日、2106年度当初予算案の概要を発表した。予算規模は一般会計が対前年度当初比7・5%減の201億円となった。特別会計は、下水道事業の12億6000万円など総額180億6124万円で同2・0%増。企業会計のガス事業は16億1455万円で同6・3%減。一般会計と特別会計、企業会計を合わせた総額は同3・4%減の397億7579万円。
  一般会計の普通建設事業費は、東金中学校校舎新築工事の完了などから同38・5%減の15億2401万8000円となった。また一般会計は、市税や交付金などの大きな増加が見込めないことから、扶助費などの歳出の伸びを埋める財源として財政調整基金から13億8000万円を繰り入れた。
  新年度の主要事業は、東金中学校の旧校舎解体工事、観光・防災Wi―Fiステーション設置工事、中央公民館改修事業などを予定。
  東金中学校の旧校舎解体工事には、解体後の跡地整備を含めて5億1614万円の工事費を予算化した。解体する校舎はRC造4階建て延べ1万1939u。ほかに体育館渡り廊下78u、ポンプ室12uなどがあり、総延べ面積は1万2029u。跡地には自転車置き場などを整備する。解体の設計は綜企画設計が担当。
  中央公民館改修事業は、中央公民館の耐震補強工事と内部鉄骨が腐食している避難用渡り廊下の撤去工事及び避難用外階段の新設工事を実施する。同公民館は1978年の建設でRC造3階建て延べ2023u。設計は水野設計が担当。
  新年度の主要事業は次の通り。(▼は新規事業)
  【企画政策部】
  ▼自治体情報システム強靭性向上モデル対応事業=4146万円。マイナンバー情報連携に備えた情報セキュリティ対策▼デジタル防災行政無線施設実施設計業務=1188万円。デジタル無線をデジタル方式に移行▼観光・防災Wi―Fiステーション設置工事=8524万5000円。防災拠点にWi―FiアクセスポイントやWi―Fiステーションを設置
  【市民福祉部】
  ▼地域福祉計画策定業務=496万8000円▼認定子ども園推進事業=23万1000円
  【建設経済部】
  ▼東金駅西口にぎわい創出事業=2466万7000円▼都市政策調査研究・企画立案事務=394万2000円。県からの委託を受け、都市計画に関する基礎調査として土地利用、建築物の動態及び都市施設の状況などの調査を実施▼公園事業=1512万円。八坂台地区及び日吉台地区の未整備公園(5か所)を順次整備▼空家等対策事業=921万3000円。空家実態調査を実施▽観光施設維持管理事業=6413万1000円(八鶴湖湖底浚渫工事5000万円)▽道路新設改良事業=2億6837万4000円。市道0122号線(菱沼)歩道整備工事外3件工事、市道0117号線(福俵)道路改良設計業務▽道路維持管理費=1億2425万8000円(橋梁調査業務委託負担金1600万円)▽道路舗装等事業=1億3690万円▽公園・緑地維持管理事業=1億609万円▽地籍調査事業=1億4036万6000円
  【教育部】
  ▼小学校コンピュータ事業=2212万8000円。4校(丘山小、福岡小、源小、日吉台小)に教育用タブレット機器導入▼中学校コンピュータ事業=1831万7000円。東金中学校に教育用タブレット機器を導入▼公民館施設改修事業=6231万5000円▽中学校施設整備事業=5億3146万2000円。東金中学校旧校舎取り壊し工事などk_times_comをフォローしましょう
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