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　豊田市は、２０１６年度当初予算案を発表した。一般会計は過去最大規模となる１８５９億円を計上しており、前年度当初比では４％増、72億円の増額となった。豊田地域医療センター再整備に３億円、安永川河川改修第２期に14億円、高橋細谷線４車線化に10億円などを盛り込んだ。普通建設事業費は同比３％減の４１９億６３２９万円を計上。
　特別会計は、同比７・３％増の７８８億６４２５万円、企業会計は同比２・３％増の３５４億４０００万円。これらを合わせた総額は同比４・７％増の３００２億０４８３万円となった。
　新規事業では、南部１次救急診療所（仮称）の整備に向けた開発申請図面作成などに１０００万円を計上したほか、都心環境計画に基づく再整備として設計や都心駐車場改修、自転車通行環境整備などに３億０８２９万円、花本産業団地拡張事業に５０５６万円などを盛り込んだ。
　また、北部給食センターと藤岡給食センターを統合する移転新築計画ではＰＦＩ事業への準備に３４１８万円、市民文化会館の老朽化対策やバリアフリー対策などに向けた基本計画の策定に３２００万円を計上。豊田地域医療センター再整備では新病棟の設計や旧感染症病棟解体、駐車場造成などに３億４１７８万円、ものづくり創造拠点整備に１億２１７７万円を盛り込んだ。
　土木関係では、土橋地区など３地区の市施行と浄水地区など３地区の組合施行による土地区画整理事業に１０８億５７５１万円、安永川改修第２期区間の高橋細谷線関連開水路や長興寺工区用地取得・工事に14億７９４６万円、高橋細谷線４車線化では野見・御立工区整備や安永川橋梁整備に10億３７１７万円、若林駅付近連続立体交差整備事業では鉄道詳細設計や用地調査、関連道路設計に６億６６１６万円を盛り込んだ。

提供：建通新聞社