岡崎市は、2016年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比1・6%増の1232億円を計上、15年度の過去最大規模を更新した。5カ年計画がスタートした乙川リバーフロント地区整備の推進に16億7021万円、同事業と連携する名鉄東岡崎駅の周辺地区整備事業費として12億2436万円を盛り込んだ。普通建設事業費は同比4・9%減の208億0488万円を計上した。
会計別では、特別会計が簡易水道事業など11会計で668億5929万円(前年度当初比0・7%増)、企業会計が下水道事業など3会計で541億6432万円(同1・9%減)。これらを合わせた総額は2442億2362万円(同0・6%増)となった。
主な建設関係事業では、「乙川リバーフロント地区整備等推進業務」として、乙川河川緑地人道橋整備に7億0010万円、同施設整備に2億9940万円などを盛り込んだ。連携する「東岡崎駅周辺地区整備推進業務」として、大半を土地購入費(9億2625万円)に充てるほか、ペデストリアンデッキなど周辺整備に9100万円、調査設計費1億5500万円を盛り込んだ。
文教・保育園施設整備では、岡崎小学校校舎整備業務に2億2250万円、常盤南小学校校舎整備業務に1億3450万円、東海中学校プール改築業務に1億7080万円、山中保育園園舎建て替え業務に1億1373万円を計上。いずれも本体着手が見込まれる。
このほかでは、シビックコア地区整備業務に5億3749万円、岡崎駅東地区整備業務に4億6017万円、東公園整備業務に1億9487万円、額田センター(仮称)整備業務に1億4461万円など。
また、特別会計では水道事業として水道拡張事業に32億7140万円、配水・給水施設整備事業に24億6079万円。下水道事業では雨水整備事業に15億4480万円、下水道施設改築更新整備事業に11億4480万円を盛り込み整備促進を図る。
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建通新聞社