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建通新聞社(中部)
2016/02/18

【愛知】第一学校給食センター建設事業に総事業費27億 刈谷市16年度当初予算案

 刈谷市は、前年度当初比1・8%増の563億3000万円を計上した一般会計を含む2016年度当初予算案を発表した。17年度までの継続費として27億6013万円を盛り込んだ「第1学校給食センター建設事業」、15億3900万円を計上した「刈谷東中学校改築事業」など、いずれも16年度を初年度として工事着手が見込まれる。普通建設事業費は同比8・2%増の106億7380万円を計上した。
 特別会計は、下水道事業など6会計で283億9970万円(前年度当初比0・1%増)。企業会計は水道事業の1会計で41億0110万円(同3・3%減)を計上。これらを合わせた予算総額は888億3080万円(同1%増)となった。
 建設主要事業のうち、文教関係事業では継続費を設定した第1学校給食センター建設事業に初年度事業費として10億4513万円、刈谷東中学校改築事業には6億1000万円を計上。このほか、日高小と小垣江小の2校に対する小学校大規模改造事業に7億2058万円、富士松北保育園改築事業に6億1361万円を盛り込んだ。
 また、主要な市道整備として、バイパス機能を担う「01−40号線」道路新設改良事業に3億0032万円、道路拡幅と歩道設置を計画する「2−496号線」道路新設改良事業に2億7846万円を計上した。このほか、新規事業で街のにぎわい創出について検討する「まちなかマネジメント構想策定事業」に600万円、利活用方法などを検討する空き家対策推進事業に500万円を計上した。
 特別会計では、下水道事業で富士松第1処理分区整備事業に2億9146万円、吹戸第1処理分区整備事業に2億5544万円などを計上。企業会計の水道事業には、配水設備、配水管敷設工事などを行う配水設備増補改良事業に12億1754万円を盛り込んだ。

提供:建通新聞社