日刊建設工業新聞
2016/02/18
【鳥取】公営住宅整備に11億円を計上 永江、緑町第1、ひばりが丘など
県生活環境部くらしの安心局住まいまちづくり課は、2016年度当初予算案に公営住宅整備事業費として総額で11億2400万円あまりを予算計上した。国の経済対策関係の15年度補正予算は無かったが、ほぼ例年と同程度の予算を見込んでいる。
建て替え等整備事業は、13年度から建て替え工事(1期工事)に着手している余子団地(境港市)が2期工事の解体工事を計画している。トータルリモデル(TR)型の住戸改善工事は、永江団地(米子市)の8期設計、緑町第2団地の1期設計を行うほか、緑町第1団地(鳥取市)の3期工事を16年度から2カ年計画で計画している。また、エコ改修は永江団地の3期工事、ひばりが丘団地(鳥取市)の2期工事と3期設計を計画している。これら公営住宅整備事業には総額で7億7700万円を見込んでいる。このほか、大規模改修事業には総額3億4800円近くの投入を見込んでいる。主な事業概要は次の通り(工事中の工事含む)。
※公営住宅整備事業
▽余子団地=境港市誠道町=解体工事(2期)。事業費約4500万円。
▽永江団地TR=米子市=7期工事24戸、15〜16年度。8期設計24戸。同約1億3400万円。
▽緑町第1団地TR=鳥取市=2期工事24戸、15〜16年度。3期工事24戸。16〜17年度(16年度予算は50%)同約2億9700万円。
▽緑町第2団地TR=鳥取市=1期設計24戸。同約2100万円。
▽永江団地エコ改修=鳥取市=3期工事16戸。同約1億2800万円。
▽ひばりが丘団地エコ改修==2期工事16戸、3期設計16戸。同約1億5300万円。
※大規模改修事業
▽外壁改修=末恒第2(54−1)設計・工事(外壁、テラス防水)、末恒第2(54−2)設計・工事(外壁、テラス防水)、面影(47−4)設計・工事(外壁)、末恒第1(50−6)設計・工事(外壁)、渡設計・工事(外壁)。
▽外壁改修+屋根断熱改修=北園第1(7)設計・工事、北園第1(8)設計、三柳(2)設計・工事、三柳(4)工事。
▽断熱改修=内浜(58−2)工事(屋上断熱防水)。
▽福祉対応=材木町(集会所バリアフリー)工事、面影(集会所バリアフリー)設計、緑町第2(集会所バリアフリー)設計。
▽安全性確保=既存EV改修(戸開走行保護6基)工事。
▽設備改修=浜坂第1(41、42)設計・工事(給湯器浴槽取り替え)。
▽集会所建て替え=末恒第2工事・解体。