九州地方整備局は28日、ダム本体の盛立てが本格化する前に、関係者への謝意、ダムの永久堅固と安泰を祈願するため、ダム本体工事の定礎式を開く。
当日は、午前9時から工事の安全祈願祭、9時20分から「岡倉子ども神楽」、10時から定礎式で鎮定、斎鏝、斎槌、埋納の儀などが行われる。
同ダムは洪水調節、下流の水道用水確保と正常な流水機能維持のため、昭和62年度に事業着手。ダム型式はロックフィルダムでダム高約92b、堤頂長約500b、総貯水量は約2400万立方b。
29年度に本体完成、31年度の事業完了を目指している。総事業費は約995億円で、26年度までに約636億円を支出済み。27年度以降の事業費は約359億円(27年度は約93・5億円)が見込まれている。
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大分建設新聞社