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秋田建設工業新聞社
2016/02/17

【秋田】東北電力(株)・能代火力第3号機運転開始へ起工式

 東北電力株式会社(仙台市青葉区本町一丁目7の1、原田宏哉取締役社長)は12日、能代火力発電所第3号機新設に関し、能代市字大森山1の6地内の能代火力発電所内で起工式を開催、関係者175名が出席し工事の安全を祈願した。
 神事では、原田社長はじめ東北電力関係者が鍬、西松建設の近藤晴貞代表取締役社長や前田建設工業の小原好一代表取締役社長はじめ工事関係者が鋤を入れ、引き続き玉串を奉奠して工事期間中の安全と完遂を祈った。
 3号機は、総出力60万kW(汽力、主燃料・石炭)。タービン建屋は鉄骨造4階建て、延べ床面積11,000u規模で、ボイラーや蒸気タービン、発電機、環境保全設備、復水器、主変圧器、煙突などから構成され、平成32年6月の運転開始を目指す。
 施工は、ボイラー・環境設備が三菱日立パワーシステムズ・三菱日立パワーシステムズ環境ソリューション・三菱電機特定建設工事JV、発電機・タービンが東芝、発電所本館基礎他工事が能代火力発電所第3号機新設工事第1工区JV(西松建設・飛島建設・中田建設)、復水器冷却用水路他工事が能代火力発電所第3号機新設工事第2工区JV(前田建設工業・大森建設・西村土建)、煙突設置工事と取放水管設置工事が日立造船。
 起工式後の会見で、原田社長は「3号機は安定供給をさらに強化し、環境においても高性能な発電設備として電気の生産活動を行う発電所となる。安全を最優先しながら、環境保全にもしっかり努め、地域の皆様とも様々な協調を図りながら建設工事を進めたい」と話した。


秋田建設工業新聞社