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日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/02/17

【埼玉】宮代町が改定建築物耐震改修促進計画素案

 宮代町は、2016〜20年度を計画期間とする改定建築物耐震改修促進計画素案を明らかにした。20年度末の耐震化率は、住宅が95%、町有および民有建築物は100%を掲げる。
 住宅耐震化の現状は、3月31日現在の総戸数が約1万3800戸に対し、耐震性のある住宅が約1万500戸と推計され、耐震化率約76%。建て替えなどの自然更新に加え、耐震化施策を積極的に推進する。21年3月31日までの目標に、耐震化率95%を掲げる。
 多数の者が利用する建築物の耐震化率は3月31日現在で、町有95%、民有97%となる。町有建築物は該当全てで耐震診断が完了。延べ床面積2855u、要補強とされる1981年建設の笠原小学校2〜11号棟も早期に補強を予定しており、計画期間内での耐震化率は100%を見込む。また民有建築物も100%となるよう各種施策を実施する。さらに、緊急輸送道路沿道の建築物の耐震化についても促進する。