日本梱包運輸倉庫(東京都中央区)が白山市水島町にある石川工業団地で計画の「日本梱包運輸倉庫金沢営業所新倉庫新築工事」の地鎮祭が15日、同社や白山市、地元町内会、工事関係者ら約40名が出席して工事の安全を祈った。
神事では設計・監理の服部都市建築設計事務所(名古屋市)の服部力代表取締役会長が鎌入れ、日本梱包運輸倉庫の黒岩正勝代表取締役社長執行役員が鍬入れ、施工者である松井建設の松井隆弘代表取締役社長が鋤入れを行ったほか、順に玉串しを捧げた。
神酒拝戴の後、黒岩社長が「当社が石川の地に来てから49年目に入った。新倉庫が石川県や白山市の地域貢献に役立って欲しいと考えている。無事故無災害を祈っている」とあいさつ。来賓として山田憲昭白山市長が「白山市は水が豊富で地盤も良く、企業進出が活発な地域。秋の完成が待ち遠しい」と述べ、トランテックスの海川昇社長、服部会長、松井社長が「様々な物流サービスを提供できる拠点として地域に寄与できることを願っている」などと述べた。
新倉庫の建設規模はS造5階建て延べ2万7163・29平方メートル。環境に配慮した最先端の技術や建材を取り入れた長寿命化の建物とし、階段にも人感センサーを設置するなど、消費電力量の抑制に努めている。
建設場所は白山市水島町346番地外48筆で用地面積は3万4117・42平方メートル。完成は11月末を予定し、12月の稼働を目指す。