日本工業経済新聞社(群馬)
2016/02/15
【群馬】新学校給食センター15億円を計上
藤岡市(新井利明市長)は15日、総額274億1000万円の新年度一般会計当初予算案を公表した。普通建設事業費は49億5092万1000円で、前年度から9・1%伸びた。新学校給食センターの建設事業費約15億1956万円を盛り込み、2017年9月の本格稼働を目指す。新年度予算は、少子高齢化問題に取り組み、将来への安全安心の確保、魅力ある街づくりを中心に進めていく編成とした。
建築関連では、新学校給食センターの建設工事費約13億7550万円や太陽光発電設備設置委託料約129万円を計上。また、本年度から実施している小野中学校大規模改修工事には、約2億4722万円を充てた。
新規事業では、鬼石中学校太陽光発電設置事業約1382万円や藤岡IC西産業団地(仮称)関連事業の土地履歴や土質調査、土壌汚染調査などの委託料約2037万円が盛り込まれた。
その他には◇議場天井改修設計委託料約146万円◇中庁舎冷暖房設備改修工事約599万円◇みかぼらい館トイレ改修設計委託料約474万円◇同館大ホールトイレ改修工事約254万円◇住宅用太陽光発電システム設置費補助880万円◇コミュニティセンター冷暖房設備改修工事約1425万円◇清掃センター2号炉築炉修繕工事1億2500万円◇同センター排ガス通風設備整備工事約5857万円◇資源化センター破砕機改修工事486万円◇体験学習館冷暖房設備改修工事2000万円◇自然活用管理センター雨樋改修工事200万円◇水押団地手すり設置と浄化槽改修工事約865万円◇上町(新)団地外壁塗装工事約427万円◇公営住宅火災報知機更新工事約351万円◇小学校維持管理事業1億857万円◇美九里公民館駐車場整備工事約356万円−など。
土木関連では、高山社跡保存整備事業約4192万円を盛り込んだ。長屋門の修復と補強、避雷針の設置、電気配線の地中化などの整備を予定。
道路整備では、道路維持に約3億2648万円、道路新設に3億3178万円を配分。北部環状線街路事業約5億3469万円、市道118号新設に2億1150万円、市道110号改良に7900万円などを盛り込んだ。
区画整理事業では、北藤岡区画整理に約4億4272万円などを振り分けた。
この他の土木関連予算は◇笹川沿岸圃場整備4058万円◇牛田、川除圃場整備約1653万円◇篠塚公園整備工事費・用地買収費1452万円◇庚申山総合公園整備事業約8475万円◇毛野国白石丘陵公園整備事業約1億6126万円−など。