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　県は、２０１６年２月補正予算案に約１３５億円を追加した。主な事業では、新規に、富士北麓公園陸上競技場の改修へ実施設計に５３９３万６０００円を計上。公共事業費は、ＴＰＰ関連対策の土地改良に20億８０４万円、防災・減災対策の公共事業に76億３４３４万円を追加した。
　富士北麓公園陸上競技場（富士吉田市上吉田）は、東京オリンピック・パラリンピック大会の事前合宿などの誘致に向けて、ラグビーおよび陸上の競技団体が定める施設基準に合致するように、屋内練習走路やフリーウエイトトレーニング室、夜間照明を改修することを計画。補正予算案に実施設計費を計上した。
　そのほかの新規事業では、自治体情報セキュリティクラウド構築事業に３億４２７万１０００円。県や市町村のインターネット接続ポイントの集約化などを図る自治体情報セキュリティクラウドを構築する。
　建設産業の発展に向けては、「未来を支える建設業就業促進事業」に１１５２万７０００円。建設業を担う人材を確保、育成するため、インターンシップやＵ・Ｉターン就職相談会の開催などを推進する。
　工業系高校の人材育成では、都留興譲館高校の内燃機械性能総合試験装置、波形観測装置などの整備に５７２５万５０００円。