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日本工業経済新聞社(山梨)
2016/02/12

【山梨】あり方、存続を検討 山梨市の都計道6路線

 山梨市は、昨年度から3カ年の計画で都市計画道路の見直しを行っている。路線削減の方向で検証するなか6路線を対象として抽出し、うち3路線は道路のあり方を再確認、3路線は存続の見直し作業を進めている。
 確認する路線としては、市道正徳寺下神内川線の手前L150mまで決定されている加納岩小学校西通り線の延伸。加えて、先に開催された市長をかこむ座談会において望月清賢市長が「区画整理として面的に開発を考える必要がある」と言及した市役所前通り線とこれに交差す北中学校東通り線が挙がっている。
 削減か維持かの見直しで検討する路線は、亀甲橋通り線、北小学校西通り線、石森山横通り線とされている。
 中間報告は年度末から来年度当初にまとまる見通しで、都市計画審議会や市議会に示すとともに、市民にも公表する方針。地元説明会、パブリックコメントを経て、計画決定に向けて変更案をまとめていく。
【写真:行き止まりの表示が設置されている市役所前通り線。面的整備には地元の協力が必要と望月市長は訴えている】