大分市は4日、市役所で第18回おおいた都心まちづくり会議を開いた。
@大分都市計画マスタープラン大分地区の地区別構想見直しA国道197号再生事業(リボーン197)と中央通り仮設歩道撤去B大分駅府内中央口広場屋外トイレ新築―などについて事務局から説明があった。
@では、委員、市民からの意見などを受け、▽市中心部と南北市街地との連携を明示▽大分いこいの道などの都心の景観軸を大分市美術館まで延長▽交通バリアフリー化を含めた中心市街地全体のバリアフリー化の方針追加▽白木庄の原線(大分インターから大分市白木間)の整備促進で、別府挾間線の開通、計画時からの交通量の変化などを考慮し、「整備促進」を「計画の見直し」に変更―などを計画に追加したことを報告した。
Bでは、▽1月5日から募集した設計コンペに37件の応募があった▽今後は、4月下旬の1次審査で3作品程度に絞り、5月下旬に公開プレゼンを経て、最優秀作品を選定。最優秀者の実施設計後、10月頃から工事着手、28年2月末完成を目指す―との予定などが発表された。
また、大分城址公園(約4f)整備・活用基本計画検討委員会について、28年度内に基本計画検討、同年度末に計画報告をするとのスケジュール説明もあった。
市では、今回の会議で新たに出た委員からの意見を再度計画案に反映させ、20日に開かれる「“県都”中心市街地魅力創造フォーラム」で市民に説明、22日から素案の縦覧、3月28日に公聴会、4月4日から案の縦覧、5月の市都市計画審議会を経て、6月下旬に計画を公表する。
提供:
大分建設新聞社