日本工業経済新聞社(山梨)
2016/02/10
【山梨】県16年度予算案を発表
県は10日、2016年度当初予算案を発表した。一般会計は4662億7900万円で前年度6月度比で0・8%増。公共事業費は県単独を合わせ627億1138万円で同0・6%増。50億円の重点投資枠を設定し、リニア新駅アクセス道路や鎌田川改修、橋梁耐震補強などを推進する。そのほか、県土の基盤整備、産業振興、人材の育成に投資する。
公共事業費について県では、16年度当初予算案と15年度2月補正予算に合計709億円を計上。15年度を76億円上回る規模を確保した。
道路整備では、国補道路整備に49億円、緊急道路整備に126億円、県単道路整備に58億円、緊急街路整備に20億円。
そのほか、国補林道整備22億円、国補治山38億円、国補河川改修22億円、県単河川改修9億円、国補砂防地すべり34億円、都市公園建設6億円、県営住宅建設8億円などを計上した。
新規事業では、冬季国体開催へ向けた小瀬アイスアリーナ更新への実施設計、総合球技場整備へ基本構想策定などの費用を盛り込んだ。