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北陸工業新聞社
2016/02/06

【石川】工事費などに12億円余/能登町宇出津新港水産物施設/補正予算に盛る

 能登町は、5日の町議会2月会議で可決された今年度一般会計補正予算に、宇出津新港で計画の水産物鮮度保持・加工処理施設の事業費12億7127万5000円を盛り込んだ。事業費の主な内訳は、工事費12億2688万円、設計監理委託料1826万3000円、備品購入費2420万円となっている。
 町では今後、3月末までに実施設計を取りまとめ、工事発注の準備に取り掛かりたい意向だ。設計は中部設計(富山市本町)が担当している。
 計画では、県水産総合センターと県海洋漁業科学館に隣接する宇出津新港3丁目の町有地に、宇出津港で水揚げされた魚介類を冷凍・冷蔵保管する施設(S造平屋建て約1600平方メートル)と、3枚おろしなど1次加工処理施設(W造平屋建て約518平方メートル)を建設する。水産業の活性化や魚の安定供給を図る。17年3月の完成、同年4月の供用開始を目指す。
 町議会2月会議では、一般会計補正予算12億2803万7000円(累計166億3788万4000円)のほか、消防宇出津分署移転建設用地を6684万1186円で取得する議案も可決された。
hokuriku