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　　鹿児島市議会は３日、桜島爆発対策特別委員会を開いた。当局から、大規模降灰対策の研究に関して内閣府へ要望し、「火山災害対策の推進」として２億４００万円（15年度１億１００万円）を盛り込んだ２０１６年度予算案が閣議決定した、との報告があった。　
　同事業は、降灰経験地域および首都圏をモデルケースとして、大規模災害が都市に与える影響への対策について検討するもの。15年10月から調査に着手しているが、現在のところ同市への聞き取り等の調査はない、としている。　
　具体的には、降灰影響調査結果に基づく降灰被害への対応策検討や降灰作業指針（仮称）、降灰対処計画（仮称）作成に向けた検討を行う。