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　富士河口湖町は、「西湖・根場辺地総合整備（次期）計画」（２０１６〜２０年度）を年度内に策定する。計画案によると、２辺地の公共的施設事業費は、計３億２１１０万円で、道路や集会、消防、観光レクリエーションなど各施設整備に充てる。
　西湖辺地（西湖南地区）の公共的施設事業費は、計２億５５０万円で、その内訳は、道路および渡船施設に１６００万円、公民館ほか集会施設に１８０万円、消防施設に２１７０万円、観光レクリエーション施設に１億６６００万円−。
　根場辺地（根場地区）の施設事業費は、計１億１５６０万円。内訳は、道路および渡船施設に６６５０万円、公民館ほか集会施設に１１０万円、消防施設に９００万円、観光レクリエーション施設に３９００万円−など。
　西湖および根場辺地は、町の中心部から遠隔した山間地にあり、交通、生活条件が他の地域と比較して不便な場所。地域住民の日常生活における利便性と防災面の向上を図るため、公共的施設の整備する。
　両地区は、｢いやしの里原風景の創出事業｣と掲げ、四季を通じて各種イベントを開催し、魅力ある観光交流の場とするため、観光客の誘致を推進し、地域の活性化を図っている。
　主な事業の概要は次のとおり。
　◆西湖辺地
　▽野鳥の森公園かやぶき屋根吹き替え改修▽野鳥の森公園整備（木道含む）▽樹海内遊歩道整備▽クニマス展示施設整備▽交通安全施設整備▽公民館修繕▽サイン看板整備▽消防団詰所整備（西湖南）▽西湖南体育館整備▽登山道整備▽地域内町道整備

　◆根場辺地
　▽西湖いやしの里周辺環境整備▽同いやしの里内道路整備▽同いやしの里周辺道路整備▽消防団詰所（根場）整備▽公民館修繕▽樹海内遊歩道整備▽地域内町道整備