鹿児島建設新聞
2016/02/03
【鹿児島】15年度補正事業計画、本県負担額は6・6億円
国土交通省九州地方整備局は、2015年度補正予算で地方負担を求める事業計画等を各自治体に通知した。鹿児島県の負担基本額は29億4804万1000円。そのうち、本県負担分の6億6085万円は3月補正予算で対応。川内川の河川等災害復旧で高江や湯島、小倉の各地区で進む護岸整備は16年度完成を目指す。
事業区分で見ると、河川は16億304万1000円(負担額3億6446万3000円)、道路は8億4500万円(同1億1813万7000円)、港湾は5億円(同1億7825万円)だった。
河川改修は、肝属川に4億5240万円(工事費4億2200万円、測量設計費3000万円)、川内川が5億8625万8000円(工事費5億7125万8000円、測量設計費1500万円)。
また、桜島直轄砂防には、工事費4億6000万円を配分。川内川の河川等災害復旧は、1億4383万円(工事費1億248万1000円、測量設計費35万7000円外)。
道路関係で、東九州自動車道は工事費6億9500万円。宇都口地区(1000m)と平良上地区(400m)の改良と第一串良川橋(229m)下部工を推進。
国道220号古江バイパスは、小野原地区(30m)と古里地区(40m)の改良に工事費1億5000万円を充てる。
港湾整備事業では、鹿児島港の谷山二区防波堤(東)(改良)の工事費1億円で基礎工(130m)、中央港区臨港道路で補修に2億円、志布志港若浜地区防波堤(沖)(改良)では、消波ブロック製作253個に工事費2億円を計上した。