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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/02/02

【群馬】県前橋土木が都市計画道路敷島公園太子線の拡幅を計画

県前橋土木事務所は、前橋市龍蔵寺町などを通る都市計画道路敷島公園大師線の拡幅事業で、L1200mを対象とした2期工区に着手した。昨年12月に同工区が事業認可され、現在は路線の測量設計のほか、赤城白川に架かる白川橋の設計も作成している。新年度は地元説明を行い、早期の着工を目指す。事業期間は2021年度までの約6年間を予定している。
敷島公園大師線は、国道17号から東へ走り、途中、県道津久田停車場前橋線と交差し、県道前橋赤城線までをつなぐL2qの路線。
事業化された2期工区は、津久田停車場前橋線との交差点近くから前橋赤城線との交差部までのL1・2q。現在のW10mから両側歩道のW18mに拡幅する。新年度は、設計作成と地元説明を実施する。事業期間は、2021年度までの約6年間としている。
2期工区のうち、津久田停車場前橋線との交差点付近は拡幅済みで、電線共同溝の整備のみを実施する。
また、2期工区には、赤城白川を越える白川橋と、竜の口川を越える八幡橋が架設されている。このうち、白川橋はL40m、W10mの片側歩道付きの橋梁。改良に向け設計を三井共同建設コンサルタント(東京都品川区)が作成中。設計の中で橋梁拡幅か架け替えるかを協議する。
八幡橋は、規模が小さいことなどから、これからボックスカルバート化も含めて対応を検討していく。
敷島公園大師線では、これまでに国道17号から津久田停車場前橋線付近までのL700mを1期工区として事業を進めている。1期工区が本年度でほぼ完了することを受け、2期工区の事業化を推進。昨年12月に事業認可された。
同線は、朝夕の交通量が多く、歩道の幅員も狭いことから、歩行者や自転車利用者が危険な状態。そのため、交通渋滞の解消とともに、歩行者や自転車の安全性確保のために事業が計画された。