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建通新聞社四国
2016/02/02

【徳島】徳島県 空港旅客ターミナルビル増築・改修を16年度

 徳島県は、徳島阿波おどり空港旅客ターミナルビルの増築と改修を2016年度
から計画しており、15年度末までの設計完了を目指すなど、準備を進めている。建設事業費の確保などが順調なら県工事として、増築を建築・電気・管・空調に分離して、改修(建築)と分割して発注する見通し。17年度中の供用開始を見込んでいる。
 同空港の航空機の受け入れ能力や国際便対応機能の強化、旅客の利便性向上を図るため、ボーディングブリッジ(搭乗橋)や固定橋を増設(現在の2基から3基に)するほか、税関・出入国審査・検疫など出入国に関係する施設、待合室・通路などを整備するため、旅客ターミナルビルを拡張する。
 増築部分は鉄骨造3階建て延べ3500平方b程度。東側で2階建て延べ約700平方b、西側で3階建て延べ約2800平方b(搭乗固定橋含む)をそれぞれ増築する計画。このほか改修部分が既設約8500平方bのうち、1階と3階で延べ300平方b程度となっている。
 設計は梓設計大阪支社(大阪市北区)が担当。現在も基本設計中で当初予定の15年12月末完了から遅れているものの、当面は15年度末までの実施設計完了を目標に業務を急ぐ。
 施工場所は松茂町豊久字朝日野16ノ2。

提供:建通新聞社