北陸建設界の担い手確保・育成推進協議会富山県部会(部会長・松井健一北陸地方整備局富山河川国道事務所長)が1日、同事務所で開かれ、各機関が今年度に実施した活動状況を確認するとともに、来年度の活動予定などを話し合った。
この日は県部会の会員である建設関係団体や教育機関、関係行政機関などの代表者が出席。冒頭、松井部会長が、「今年度は現場見学会、大学での講義など具体的な活動を行ってきた。活動内容を報告することで情報共有を図り、来年度の取組についても調整を図りたい」とあいさつ。
議題ではまず、今年度の活動状況を報告。整備局の県内5事務所、建設コンサルタンツ協会北陸支部、県測量設計業協会、県土木部の担当者がそれぞれの内容を説明した。インターンシップの実施結果、大学と高校等の内定状況も紹介。
さらに、16年度の活動予定として、県立大学で引き続き連続講座を実施し、富山大学と建設系高校については今後調整を図ることとし、高校に対する支援窓口は、今年度の担当事務所が継続して担うことになった。事務局側が提案した、県部会主催の「女性技術者と女子学生との意見交換会」の開催は、実施に向け関係機関で調整を図ることを申し合わせた。