概算事業費3・5億〜4億円 2016年秋にも建築の入札手続き 武雄市は、同市図書館・歴史資料館(同市武雄町)の西側に「こども図書館」を整備する。こども図書館建設基本計画を2月末までにまとめ、2016年度から基本・実施設計に入る予定。順調に進めば、16年の秋頃から建築工事などの入札手続きに着手し、17年秋のオープンを目指す。概算事業費は3億5000万円から4億円程度を見込んでいる。
建設地は市図書館・歴史資料館西側の民有地(農地)約1400平方bで、今年1月に所有者と30年の借地契約を結んでいる。こども図書館については敷地の段差を生かした施設を想定しており、施設規模や機能などを盛り込んだ基本計画を2月末までにまとめる。15年度はこのほか、建設地の地形測量業務(潟Rスモエンジニアリングが担当)も発注しており、3月中旬に完了する予定。
16年度当初予算には建設地の地質調査費、敷地造成工事の測量設計費、こども図書館の基本・実施設計費、敷地の進入路工事費(用悪水路のボックスカルバート整備約70b、工事費約2000万円)などを計上する予定。基本・実施設計の期間は6カ月程度を見込んでいる。
こども図書館の建設工事費などは16年度の補正予算で対応する方針。順調に進めば、16年の秋頃から建築工事などの入札手続きに着手し、17年秋のオープンを目指す。
市ではこのほか、図書館利用者の駐車スペースを確保するため、武雄神社の駐車場整備も行う予定。