日刊建設工業新聞
2016/02/01
【鳥取】中部県土局 今月中に10件程度を調達広告
県中部総合事務所県土整備局は、国道313号倉吉関金道路と倉吉道路建設事業に総額8億8000万円の補正予算が決まったことを受け、今月中旬までに10件程度の土木工事を発注する。倉吉関金道路に7億4000万円、倉吉道路に1億4000万円を補正するもので、今月8日と15日の資格審査会で規模の大きい工事の調達条件を決める見通し。
倉吉関金道路は、北条湯原道路のうち倉吉市小鴨と同市関金宿を結ぶ7`の自動車専用道路。1期計画として小鴨ハーフICと福山ICまでの3`間を先行して整備している。今年度前半から2号橋(167b)の下部工事(橋台2基、橋脚4基)を進めており、2016年度から上部工を架設する。
補正予算が決まったことを受けて築造工事に着工する小鴨1号橋は、4プラス5径間の連続中空床版橋で、橋長が263b。下部工は、逆T式橋台2基と壁式の橋脚(場所内杭)が8基。基礎は、いずれも場所内杭。
一方、倉吉道路は小鴨ハーフインターチェンジ手前の路盤工などを中心にした土工を発注することにしている。
2月に公告する土木工事は、10件程度になることが関係者への取材で明らかになっており、今週中には工事の内容も具体化する。