JR草津駅前(東口南側)の北中西・栄町地区第一種市街地再開発事業で市街地再開発組合の設立を滋賀県知事がこのほど認可した。組合では2月に設立総会の開催を予定。設立総会を経て、指名競争入札により実施設計を委託、既設解体工事を28年度に進め、再開発ビル建設工事に29年1月頃に着工、30年度中に完成の予定。
北中西・栄町地区市街地再開発組合の設立認可によると、事業施行期間は28年1月から32年3月まで。工事完了後、組合解散・清算手続きにより再開発事業を完了する。
施行地区は草津市大路1丁目北ノ町470−1ほか。同地の都市計画用途地域は、商業地域、防火地域(指定建ぺい率80%、指定容積率600%)。組合事務所の所在地は草津市大路1丁目8−5。
計画によると、「賑わいプロムナード」の創出を整備方針に、子供から高齢者まで、みんなが「楽しく・安心」して暮らせるまちなかづくりを進める。施行地区面積6700u、敷地面積5700uに、RC造26階建、延約4万1600uの再開発ビルを建設、1・2階に商業施設、3階以上に住宅を収容する。高齢者福祉施設を併設し、住宅の一部はサービス付き高齢者向け住宅を配置する。
基本設計は昭和設計(大阪市北区・06−7174−8787)が担当。