日刊建設工業新聞
2016/01/29
【鳥取】2月臨時補正120億円 公共事業は50億円規模か
平井伸治知事は28日、予算編成中の2月臨時補正について「120億円まで積み上がる」と述べ、中身は公共事業や地方創生、TPP関連が柱と説明した。定例会見で平井知事は、公共事業が50億円程度とし「道路事業をはじめ災害対策に取り組む」と語った。
県によると、臨時補正の公共事業費は、県土整備部が鳥取西道路など直轄負担金を含め35億円規模。倉吉関金道路など地域高規格道路4カ所を促進するほか、道路災害防除、砂防、治山事業を追加する。農林水産部関係は農業基盤整備で名和3期と中山3期畑総、ため池改修などに7億円を前倒しする。
また、水産基盤整備では境港の高度衛生管理型市場・漁場に本格着工する。荷さばき所3号上屋の改築とトラックスケールに5億円、6号岸壁に3億円を充てる。
2月臨時補正は今後、来月5日招集予定(会期1日間)の臨時県議会に提案される。