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建通新聞社
2016/01/28

【大阪】府大中百舌鳥キャンパス CM募集手続開始

大阪府立大学は、中百舌鳥キャンパス学舎2棟などのCM方式を活用した耐震改修・大規模改修に向け、公募型プロポーザルにより事業者募集を開始した。資金調達計画と事業提案の内容に応じて業務内容を最終的に決めるため、事業者自らが設計、施工を行うスキームもCM効果が認められれば可能としている。
 応募書類提出日は3月16日で郵送のみ受け付ける。3月下旬にヒアリングを行い、事業者を選定する。全体事業費は約13億4481万円(税込み)を見込む。
 耐震改修や内外装改修、エレベーター棟増築などを実施。対象施設は学生センターのA3棟と学生会館のB12棟。ともに鉄筋コンクリート造で、学生センターは3階建て、学生会館は2階建て。延べ床面積はそれぞれ1895平方bと3016平方bとなっている。このほか、大学本部のA1棟1階に設置している電話交換機室(MDF室など、面積約43平方b)の機能移転と更新、移転に伴う構内インフラの切り替えを行う。
 場所は堺市中区学園町1ノ1。
 A3棟とB12棟は、耐震改修と用途変更などの改修を一括。12月までに調査・設計と施工者の決定を終え、2017年4月に着工、同年12月に完成させるスケジュールを組んでいる。改修に伴う移転関連業務は、17年1〜3月と18年1〜3月。MDF室などの移転・更新工事は、12月までの調査・設計・施工者決定、移転先改修・切り替えを17年1月〜18年1月、元機器などの撤去工を18年2〜3月に実施する計画。
 事業者が事業推進と資金調達を担当。事業費用は18年度から10年間の割賦で支払われる。

提供:建通新聞社