日本工業経済新聞社(山梨)
2016/01/27
【山梨】市駅南口を商業地域に 山梨市が3月都計告示目指す
山梨市は、JR山梨市駅南口で都市計画事業を進めるにあたり、対象地域を商業地域とする用途の変更を計画。3月の都市計画決定告示を目指している。
同駅南口では、駅南北自由通路、南口広場およびアクセス道路となる加納岩小学校西通り線などの事業を進めているところで、現日本カーボン山梨工場用地を広場とするなどの展開が図られ、アクセス道路に関しては南へL570mの地点まで都市計画決定も終えている。
これに伴い、これまで工業地域であった1・1haを、適正な土地利用に向けて商業地域に変更するもの。
さらに用途変更と並行して、安全・安心なまちづくりに向けて火災延焼拡大を抑制する準防火地域も、従来の約7・2haから約8・3haに拡大するとして、同変更案も縦覧に供している。
南口広場整備に伴う街の賑わいに関しては、市議会12月定例会における「市としてテナントビルを確保しては」との質問に、望月清賢市長は「民間活力の呼び込みの追い風に」として用途地域変更に言及していた。
変更案は2月1日まで都市計画課で縦覧を行い、2月中旬以降に見込まれる都市計画審議会に諮問される。