日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/01/25
【埼玉】美里町がまち・ひと・しごと戦略で道路整備
美里町は2019年度までの5年間を計画期間とする、まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定。アクセス道路や観光インフラ整備などを盛り込んだ。今後の人口予測と将来展望を踏まえた目標人口の達成のため、出生率の上昇、社会移動の増加に向けた取り組みを示すもの。
人口減少に歯止めをかけ、将来人口を24年後の40年に約1万人、44年後の60年には9500人を維持する考え。
そのための建設関連施策は▽新産業団地整備▽寄居PAスマートIC整備▽アクセス道路整備▽観光インフラ整備▽住宅改修資金の補助▽核となる拠点(産直館)整備▽町の案内所設置▽町民参加型施設設計の実施▽公園・児童遊園整備▽子どもを対象とした屋外広場整備▽体育・コミュニティ施設の計画的改修▽街路灯のLED化促進▽防犯カメラ設置▽健康・予防医療に関連する施設整備−−などを掲げた。
計画の推進には施策ごとに数値目標および重要評価指標(KPI)を設定するほか、計画・実施・評価・改善(PDCA)サイクルを活用して実効性を確保する。