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日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/01/27

【埼玉】弾性波診断技術協会関東・北陸支部が研修会

 弾性波診断技術協会関東・北陸支部(中村潤也支部長)は22日、昭和工業梶i本社=秩父市、上林弘社長)本社研修棟で、技術研修会を開催した。
 中村支部長は「当協会はセミナーの開催、建設フェアでのPR活動、意見交換会などさまざまな活動をしており、また他の協会とのネットワークも広げている。今日の研修会は今年度最後の行事で、最大のイベント。皆さまが十分納得できる内容も濃い研修会となっている。たくさん勉強して、会社に持ち帰り、今後の業務に活用していただきたい」と話した。
 会は、まず国土交通省関東地方整備局関東技術事務所の今長信浩技術情報管理官の『道路付属物等の今後の維持管理について』と題する特別講演から始まった。道路付属物(標識、照明柱など)における地際部点検とその課題について、NETIS(新技術活用システム)への登録、非破壊検査技術とスクリーニング調査などについて話した。
 続いて全国道路標識・標示業協会の石井和夫氏が『道路標識の点検について』の講義を行った。道路標識は、5年に1回の頻度で近接目視により点検を行うことや診断の結果を記録・保存すること、維持管理情報の蓄積とデータベース化などについて説明を行った。
 休憩を挟んで、技術紹介が行われた。潟潟塔N(大阪府)が『非破壊検査による道路付属物 地際部腐食劣化診断技術』のキズミー1を発表し、現場事例を紹介した。次に同技術のコロージョンドクターを潟Wオファイブ(埼玉県)が発表し、昭和工業鰍ニ潟Xパーク(石川県)が現場事例を紹介した。さらに『鋼管柱 根腐れ防止補修・補強工法』のSCFR工法を富国工業梶i兵庫県)が発表した。
 最後にキズミー1、コロージョンドクター、SCFR工法それぞれデモンストレーションを行って研修会を終了した。