静岡市は、(仮称)東名静岡東スマートインターチェンジ(IC)の連結道となる都市計画道路広野大谷線の水上2号橋の架け替え工事で、2016年度は15年度の下流側に続き、上流側の工事を行う。下流側工事の進捗を見ながらの発注となるが、15年度の発注パターンから、下部工は8月ごろに一般競争入札(総合評価方式)で、上部工は債務負担行為として年度末に一般競争(総合評価方式)で発注する可能性が高い。
同事業は、ICの連結に備えて広野大谷線(大谷改良区7号線)の異竜沢以西を幅員30bに拡幅するため、2015年度と16年度に下流側、16年度と17年度に上流側の橋梁の架け替えを進めている。
橋梁は全体で橋長40b強、幅員30b。このうち上流側は、延長44b、幅員14・5bで、逆T式橋台2基、PC桁橋。工事は杭が口径1500_、長さ30bの場所打ち杭を20本予定。高欄を設置する。照明の設置予定はない。
下部工事は渇水期を利用して施工、工事は2カ年かけて進め、取り合い部の施工も含めて2017年12月の完成を見込む。
建設地は、建設地は駿河区水上、宮川地内。
設計は、昭和設計(静岡市葵区)が担当した。
提供:建通新聞社
(2016/1/27)
建通新聞社 静岡支社