高知県住宅供給公社は、2016年度県営住宅、県職員住宅などの年間修繕業務を一般競争入札するため、1月29日にも公告を予定している。同公社が管理している県営住宅、高知市営住宅、県職員住宅、県教職員住宅および特定優良賃貸住宅が存するエリアをA区分(1工区から13区)、B区分(14工区から28工区)に分割し、建築工事・管工事・電気工事の修繕に関して業者を指定し業務を依頼する。指定期間は4月1日から17年3月31日まで。入札は、入札書を郵送用封筒で同公社総務課あてに郵送または直接持参で提出することを想定している。
資格要件については、15年度高知県建設工事指名競争入札参加資格を有し、各工区内の市町村に主たる営業所(本社または本店)を置くもの。完成工事高が完成工事高100万円未満の者は除く。また、A区分の建築一式工事では格付等級は問わず、B区分は、建築、管、電気工事に分けて、建築工事はA、BまたはC等級、管工事と電気工事はA、B等級の予定。工区数は合計で28工区を予定。
その他、建築士の資格が必要な部門もあり、詳細は29日に予定している公告の同公社、県住宅課のホームページ参照。閲覧場所は、各土木事務所、県住宅供給公社など。工区ごとに1業者を指定業者とし、1年間維持修繕業務を依頼する。ただし、一定規模以上の計画修繕は除く。
16年度の管理予定戸数は、県営住宅4123戸、県職員住宅672戸、県教職員住宅537戸、特優賃住宅58戸の計5616戸。
提供:建通新聞社